らくだ山通信

野草園しぜんだより♪

みなさんは、「鳴く虫」っていったら何を思い出しますか?虫はなぜ鳴くの?どこから声ば出して、耳はどこにあるの?9月のわくわくいきもん探検隊は、そんなこどもたちの疑問に答えるべく、鳴く虫のふしぎに迫りました♪

まずは鳴く虫をば捕まえなん♪

エンマコオロギやキリギリス、アブラゼミといった鳴く虫はもちろん、糞の中から引っ張り出したカドマルエンマコガネやアリジゴク、マユタテアカネ、ハラアカコブカミキリなどもみっけました!

からだのしくみを観察中♪

あそじぃが実体顕微鏡やなんやをつかって、むしたちの秘密を見せてくれました♪

普段何気なく聞いていた虫の声、虫のことを知れば知るほどとってもふしぎでいとおしく感じられました。来月の探検隊も、楽しみです♪

エゾビタキMuscicapa griseisticta【横田整一郎様撮影】

旅鳥のエゾビタキが多く見られます。今年はミズキの実が多くみられるので、ヒタキ類などの観察がしやすそうです♪オオルリやコサメビタキなども観察できます。

オオアカゲラDendrocopos leucotos【横田整一郎様撮影】

最近よく出会います。キョッキョと高い声で鳴いています。イカルやゴジュウカラ、リュウキュウサンショウクイなども観察しやすくなってきました♪わくわくー

ミズヒキAntenoron filiforme【横田整一郎様撮影】

お客さまには虫めがねでのぞいてもらうとですが、このミズヒキを見ると絶対感激なさるです♪花(花被片といいます)の上半分が赤くて、下半分が白くて、とってもおしゃれでしょ♪

ハガクレツリフネImpatiens hypophylla【横田整一郎様撮影】

襲速紀(そはやき)要素の植物として知られています。「襲速紀」とは、熊襲(くまそ、九州南部)・速水の瀬戸(豊後水道・四国と九州の間)・紀伊の国(紀伊半島)、の頭文字をとったもの。今では海で隔てられていますが、これらが陸続きだったことを伝える大切な生き証人。この花もとってもふしぎでおもしろいくらしをしているので、是非是非会いに来てください♪

シュレーゲルアオガエルRhacophorus schlegelii【横田整一郎様撮影】

お昼寝中?トンボが近くを飛んでても微動だにせず。ちょっと太りすぎているような。。。

この名前から、よく外国産のカエル?と聞かれますが、れっきとした日本固有種♪コロロコロロと、おしゃれな声で鳴きます。

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