らくだ山通信

7月の野草園しぜんだより♪

雨の多い7月ですが、野草園もビジターセンターも元気いっぱい♪♪

今日は、わくわくいきもの探検隊を開催しました。

ザトウムシみっけ♪

参加してくれたこどもたちも長靴&雨合羽でばっちりおしゃれして、まきねえやあそじいといきもん観察を楽しみました♪トンボを素手でそっと捕まえられるようになって、大満足!アキアカネが食事するようすも見ることができました。チョウもいっぱいいたね!

先週は、高森中央小の4年生が絶滅危惧種について調べに来ました。クイズを交えて「絶滅危惧種」について考えたあと、グループにわかれてみんなで実際にハナシノブやツクシマツモトなどに会いに行きました。

ツクシマツモトを観察中

絶滅危惧種をなぜ守らなければならないのか、そしてこれらを守るために私たちができることは何か。一緒に考えることができてとってもよかったです♪

ではでは野草園のしぜんだよりをば。

チョウいっぱい!【横田整一郎様撮影】

お客さまに「こんなにいっぱいのチョウを見たのははじめて!」といわれるほど、いろんな種類のチョウを観察することができます。草原性のチョウ、ヒョウモン類は特に多いです。チョウが大好きなまきねえにとって、本当にしあわせな季節です。

ちなみに、今月の21日(日)は「阿蘇のチョウ観察会」を開催します。70種以上のチョウを観察できる野草園は、本当に素晴らしいフィールドです。ご予約の上、是非ご参加ください♪

ここで改めてお願いです。野草園はいきものの採集、持ち帰りはできません。次にくる人が同じ感動を味わえるよう、おもいやりの心でいきもん観察を楽しんでください。みなさまのご理解とご協力を、心よりお願い申し上げます。

ホシミスジNeptis pryeri

翅の根元のとこに、黒いぽっちがあるのが特徴。シモツケを食べて育ちます。ちなみにオカトラノオ、虫たちに一番人気です!

クサレダマLysimachia vulgaris【横田整一郎様撮影】

湿地ゾーンで出合えます。マメ科の樹木、レダマの花に似ていることから「草レダマ」といいますが、あんまり似ていません。茎がほっそりしているのに花が豪華なので、右に左にゆらんゆらん倒れています。。

ユウスゲHemerocallis citrina【横田整一郎様撮影】

夏の草原を彩る、大好きな花♪

ノハナショウブIris ensata【横田整一郎様撮影】

阿蘇にくるまでは、湿ったところに咲くイメージでしたが、阿蘇では日当たりの良い草原でもよく見られます。セセリチョウなども大好きな花♪

コサメビタキの幼鳥【横田整一郎様撮影】

今シジュウカラやホオジロなどの幼鳥も見られます。たどたどしい飛び方ですが、上手に虫を捕まえるところはさすが!

最後にお知らせです。

ただ今館内では、阿蘇火山博物館主催の企画展、「阿蘇の草原巡回展~阿蘇スタイルの暮らし~」を開催しています。

企画展のようす

写真は、「くつご」といって、あか牛がみちくさしないように竹やかずらで編んだもので口を覆う道具。おもしろいでしょ♪昔ながらの道具たちも展示しています、是非是非遊びに来てください!

 

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